ため池監視システム
豪雨・地震災害時のため池被害を低減

Overview

システムの概要

ため池の防災対策として、効率的かつ安価な遠隔監視を実現するシステムです。

ため池は全国に約15万箇所あり、主に農業用として使用されていますが、近年、集中豪雨や地震等により、多くのため池が決壊・土砂災害を引き起こすなど、大きな被害をもたらしています。実際に平成30年7月豪雨の際には、多くのため池が決壊し、大きな被害が発生しました。
ため池の周囲には、都市化や混住化が進んでいるところも多く、甚大な被害を回避するためにも、防災・減災対策の強化が急務となっています。
ため池監視システムは、クラウドによりため池の水位情報や監視映像を収集・提供することで、管理者様の効率的な監視業務を支援しています。

Features

システムの特長

安価かつ迅速に監視をスタート

現場に観測装置と計測機器を設置するだけで監視可能。通信回線や中央設備の工事は必要はなく、すぐに監視をスタートできます。

ランニングコストを大幅低減

クラウドサーバとの通信には携帯回線(LTE)を採用。 専用回線に比べて最大70%のランニングコスト低減が期待できます。

利用場所を選ばない柔軟性

インターネット回線とブラウザがあればどこからでも利用可能。 お客様の利用効率を最大限高め、監視業務の効率化を支援します。

System Images

システムイメージ

現場に監視カメラや計測機器を設置することでカメラ画像や水位・雨量等の情報を監視できます。また、ファイアウォールやWAF(ウェブアプリケーションファイアウォール)などのセキュリティ対策と、24時間365日の有人監視体制で、お客様へ安心安全なクラウド監視環境をご提供いたします。

Observation Device

観測装置

お客様のニーズにお応えするため、観測装置は商用電源タイプに加え太陽光タイプも採用。様々な現地状況に合わせた設置方法の検討が可能です。

商用電源タイプ 太陽光タイプ
概要 商用電源から給電を行う 太陽光から給電を行う (※)
特長 必要機器が少ない
安定した電源供給が可能
場所を選ばず設置が可能
停電時でも電源供給が可能
コスト 太陽光に比べ設置費用が安価 電気代か不要で安価に運用可能
こんなお客様にオススメ 安価に監視をスタートしたいお客様
カメラ監視も行いたいお客様
商用電源が引き込めない箇所に設置されたいお客様
より災害に強いシステムを構築されたいお客様

※夜間などの無日照時はバッテリーから給電します。

商用電源タイプ

太陽光タイプ

ご相談・お見積り無料です。お気軽にお問い合わせください。

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