IP同報無線システム
携帯回線(IP)を活用した無線

Overview

システムの概要

経済性と機能性を兼ね備えた防災行政無線です。

携帯電話回線を活用することで整備費・維持管理費ともに、従来の防災行政無線より安価に構築できます。また、回線は一般利用者と分離された事業者専用回線網を採用しているため、高い信頼性も保持しています。

Features

システムの特長

宅地開発で人口が増える予定だ…
山間部の人口は減少する傾向に…

広域エリア対応

携帯回線(IP)はスマートフォンの普及に連動し、日本全国へとサービスエリアの拡大が進んでおり、防災無線用途での広域利用が可能となりました。
また、従来の防災行政無線では設置困難だった島しょ部や山間部への防災情報の配信や市町村合併の進展等による増設・移設も容易に実現します。
行政区域全域に整備したいが
財政的に余裕がない…

コストを抑えた整備

携帯通信事業者が提供するサービスを利用するため、従来の防災行政無線に必要だった基地局の整備や維持管理が不要です。
また、無線免許取得も不要で、電波利用料や登録点検を要しません。
まだ戸別受信機は不可欠だが…
スマホに不慣れな方はどうしよう…

防災アプリ+タブレット型

戸別受信機で解決

当社防災アプリとの連携により音声+文字での情報伝達が可能です。
スマートフォンを所有しない住民には、タブレット型戸別受信機をご用意します。
お知らせの到着も判りやすく、また、聞き逃しを防止する機能も備えています。

System Image

システムイメージ

IP同報無線システムではJアラートを含めて、操作卓からワンオペレーションで制御します。防災アプリや専用タブレット端末を活用し、ご要望の多い戸別受信機の代替も可能です。

Case

納入事例のご紹介

京都府伊根町 様

京都府与謝郡伊根町では住民向け情報伝達手段として、1996年よりアナログ方式の防災行政無線を運用されていましたが、老朽化にともない、2019年に携帯電話網を活用したタブレット端末型行政情報配信システム「いねばん」を整備し、各戸配布されていました。
しかし、これまで防災行政無線で使用していた屋外拡声放送による住民への音声放送や沿岸部、海水浴場等への防災情報(J-ALERT等)伝達も必要であったことから、デジタル方式の防災行政無線の併設も検討されましたが、町全域を自営回線で構築するためには、多額の構築費用が必要であったことから、中継局などの整備が不要で、費用を大幅に縮減することが可能な当社IP同報無線システムをご採用いただきました。
また、既設の「いねばん」と当社システムを連動し、屋内のタブレット端末と屋外の音声放送への配信を一括で行うこともできるようになり、システム操作の効率化でより迅速で確実な情報配信を実現しました。

ご相談・お見積り無料です。お気軽にお問い合わせください。

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