水道事業の持続可能な事業運営を目指す 「水道情報活用システム標準仕様研究会」に参画

2022年08月19日

 西菱電機株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:西井 希伊、以下、「当社」)はこのたび、水道事業の効率的で持続可能な事業運営の実現に向け、その基盤強化を図ることを目的に活動する「水道情報活用システム標準仕様研究会」に参画しました。

 本研究会は、人口減少による水需要や水道料金収入の減少、設備の老朽化、職員数の減少など、様々な課題を抱える水道事業において、一連の業務プロセス(設備管理、業務運営)にIoT技術を活用し、運用の最適化や維持管理の効率化を実現する、「水道情報活用システム(データ流通の基盤となるプラットフォーム)」の利活用促進、標準仕様の管理や開発等に取り組む水道事業者とベンダー企業等で構成された組織です。

 当社はこれまで、水道事業に係る監視設備・通信インフラをはじめ、IoT技術を活用したクラウドテレメータシステム等の構築・保守運用に取り組んでまいりました。このたびの参画により、水道インフラに携わるベンダー企業として、これまで培った知見やノウハウを活かし、水道事業の持続可能な事業運営に貢献するとともに、当社としてもより付加価値の高い製品・サービスの開発・提供を目指します。

 今後も安全・安心・快適で持続可能な未来のために、様々な事業者様が直面するデジタル化・DX化への課題にICTソリューションでお応えしてまいります。

■水道情報活用システム標準仕様研究会について
経済産業省と国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が、厚生労働省と連携して構築した「水道情報活用システム」の利活用促進と、その基盤となる標準仕様の管理・開発を行う場として、2020年8月に設立されました。地方自治体等の水道事業者、大手メーカをはじめとするベンダー企業のほか、大学教授等の有識者、業界団体など86者(*)で構成され、日々進化する技術や情報利活用の高度化にあわせ、標準仕様を継続的に改定するための開発検討を行うほか、システムで一元管理される水道事業者のデータを横断的に利活用するため、その方策具体化に向けた検討を進めています。
*2022年8月現在

【本件に関するお問い合わせ先】
西菱電機株式会社 本社事務所:大阪市北区堂島2-4-27 JRE堂島タワー
広報グループ       TEL:06-6345-4160
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